2015/9/23(水)

 
今日は晴れ。

 今日からスイスの旅。スイスは旅行代金が高い(40万円位)上に、自然が相手で天候に恵まれなければ全然イケテない旅になるので、出来るだけ格安で、沢山の山に登らずとも良いので、ポイントの有名どころだけを訪れるツアーを選んだ。旅行会社はJTBの「旅物語」。スイス航空のバックアップもあってこの価格(238,000円)で行けた模様。





成田10時25分発の飛行機で、8時25分集合の為、今回も早朝に家を出る。











格安ツアーで元を取る為か? 「総勢なんと!41名のツアーになりました。」(添乗員曰く)





天候にも恵まれ、飛行機は問題なく飛べそうだ。





機内での早々のおやつ





先ずディズニーの「インサイド・ヘッド」を見る。

 11歳の少女の頭の中を舞台に、喜び、怒り、嫌悪、恐れ、悲しみといった感情がそれぞれキャラクターとなり、物語を繰り広げるディズニー/ピクサーによるアニメ。どんな映画か?気になっていたが、そこはディズニー、良く出来た筋書になって飽きなかった。





最初の食事、これは日本で作っているものだからそこそこ美味しく頂いた。





食事を食べ終わっても未だこの辺り。





2本目もディズニー映画の「シンデレラ」
 
 古くから人々に親しまれている「シンデレラ」の物語を実写化したラブストーリー。継母と義姉妹から冷遇される日々を送っていた女性が、未来を切り開く姿を追い掛ける。実写でどんなものか?と思っていたが、夢を壊さよう、良く出来ていた。しかし、どうして王子様がこんなに普通の感じなのか?もっと素敵な俳優さんだったらもっとよかったのに。





おにぎりが配られる。到着時間が早い為、夕飯に取っておくように添乗員にアドバイスを受ける。





で、まだこの辺り。





3本目の映画は「ワイルドスピード スカイミッション」

 高級車や名車が続々と登場し、迫力満点のカーアクションが繰り広げられるヒットシリーズの第7弾。ヴィン・ディーゼル演じるドミニクら、すご腕ドライバーにしてアウトローの面々が、東京、アブダビ、ロサンゼルスといった世界各地を舞台に壮大な戦いに挑む。あまりの迫力に、体中に力が入り、最後には頭が痛くなるほどだった。窮屈な機内じゃなく、家のソファーで見たらもっと面白かったと思う。


 


映画3本見終わってこの辺り、もう少しで到着だ!





動いていないのと、頭が痛いのでほとんど食べてないけど、写真で見る限り美味しそう。





モモパパがビールを頼んだら、スイスの可愛いビールだった。

 最初のサービスの時、私がポカリスエットを頼んだら、お腹の出た頭の少し薄くなったおじさんの機内職員が「ジャパニーズシャンペンか?」とユーモアたっぷりに聞き返したので、次に「ジャパニーズシャンペン!」というと、大うけ! スイス航空の機内職員は年齢層が高く、安心できた。











下界に下りてきたら、雨が降っている模様





12時間半飛行機に乗って、スイスはチューリッヒ空港に午前10時25分に到着!





空港内は電車で移動





   スイス連邦、通称スイスは、ヨーロッパにある連邦共和制国家。永世中立国だが、欧州自由貿易連合に加盟している。 ドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、リヒテンシュタインに囲まれた内陸に位置する。国内には多くの国際機関の本部が置かれている。首都はベルン市。 ウィキペディ

 面積: 41,280 平方q
 通貨: スイス・フラン
 人口: 808.1万 (2013年) 世界銀行
 公用語: ドイツ語63.67%、 フランス語20.38%、 イタリア語6.46%、 ロマンシュ語0.48%
同じ国で言葉が違うなんて不便じゃないか?テレビの放送はどうなっているのか?





@のチューリッヒから今日の宿泊地Aのグリンデルワルドに向かう。





スイスのリンゴ畑 日本の木よりずっと小さく実も小さい。品種改良されてないからだそうだ。





あんあん、雨が降ってるよ〜





山間近くブリエンツ湖の脇を通って





トイレ休憩





スイスらしい景色になってきた。





なかなか素敵なホテルに到着!








 2015/9/24(木)

 
今日は快晴。

 二日目は、A3大名峰の一つ世界遺産ユングフラウ観光。ユンフラウ鉄道に乗車し、スフィンクス展望台から世界遺産のユングフラウや世界遺産アスレチック氷河を楽しむ。  











朝一番の天気予報はまずまず、お日様が顔を見せている!





絶景! ホテルの窓を開けると雪をかぶった山が見える。

 ここグリンデルワルトには2泊するのだが、部屋によって見える景色が違い過ぎる為、普通は添乗員が部屋を決めるのだが、自分で部屋の鍵を選ぶというスタイルを取った。なるほど、この景色があるとなしでは大違い! 私たちはくじ運が良く、この向きの部屋に当たった。後で知ったのだがこの山がアイガーなのだ。 アイガーが手の届きそうなところに!





サマータイムの為、7時をまわってもまだ薄暗い。





ヴェッターホルンも見える。





可愛くお洒落なホテル「グリンデルワルダーホフ」のレストランで朝食





美味しいクロワッサン、ハムとチーズ、温かい卵料理は特別だとか





なかなか素敵なホテル、1階にある街で一軒のブランドを置くお店は、宿泊客8パーセント引きだそうだ。





山に日が射してくる。





さてグリンデルワルド駅に向かって出発!





麓の大きな町インターケラン・オストからの列車





8時47分発クライネ・シャイデック行きの列車に乗る。





ワンコ、初登場! 手を出すと唸られる。





「ここに向かいま〜す!」と言っている。 9月でも朝は寒いので手袋をしている。

















先ずクライネ・シャイデックまで、ヴェンゲルンアルプ鉄道で、総勢41名の為車両1両を貸切!





下りの電車とすれ違う





雪よけのトンネルをくぐって





昨日降った雨は、ここでは雪になっている。





「クライネ・シャイデック」に到着! 実は2度目

 約20年前、モモパパが勤続20年のご褒美の長期の休暇で13日かけイギリス、フランス、ドイツ、スイス、イタリアのヨーロッパ旅行をした時に、クライネ・シャイデックに来たことがあった。その時、「なんて素晴らしい景色なんだ!」と思ったのが忘れられず、今回のスイス旅行になった訳。当時は海外、特にヨーロッパなんて簡単に行ける時代じゃなかったので、一生の思い出として来た訳だが、格安ツアーもある今、こんなに何度もヨーロッパに来れるなんて考え深い。





何度も聞いた「アイガー、メンヒ、ユングフラウ」のアイガー(左)とメンヒ。その右に小さく見えるのが展望台。





クライネ・シャイデックからユングフラウヨッホまでユングフラウ登山鉄道に乗る。

 後で聞いて驚いたことだが、スイスの登山鉄道は大変高くて、このユングフラウ登山鉄道もグリンデルワルドからユングフラウヨッホまでの往復が26,000円もするそうで、個人で行けば大変なことになる。





山の中を潜って目指す、スフィンクス展望台





ユングフラウ登山鉄道からの景色

 全長はわずか9.3キロと短い路線だが、終着駅であるユングフラウヨッホ駅は標高3,454m!ヨーロッパで最も標高の高い場所にある駅だ。出発地点のクライネ・シャイデック駅(標高2,061m)から約50分かけて、アイガー・メンヒのアルプスの名峰を貫くトンネルを登っていく。途中、トンネル手前のアイガーグレッチャー駅、トンネル内のアイガーヴァント駅、アイスメーア駅に停車。

 アイガーヴァント駅はその名のとおりまさにアイガー北壁に面した駅で、数々の登山家が挑戦し散っていった恐ろしく切り立った崖に面していて、数分間の停車時間の間に下車してガラス越しに北壁と遥か下のグリンデルワルトなどの景色を見ることができる。アイスメーア駅も同じような構造で、展望台からは間近にせまるアイガー氷河が。ここを過ぎると終着駅ユングフラウヨッホに到着する。

 ユングフラウ鉄道は1896年に建設が開始され、1898年にクライネ・シャイデック〜アイガーグレッチャー間が部分開通し、1912年にアイガー北壁をぶち抜くトンネルがようやく完成を見てユングフラウヨッホまでの全線が開通した。旅客輸送の他、途中各駅とユングフラウヨッホへの物資輸送の唯一の手段として活躍している。





アイガーヴァント駅





 アイガーヴァント駅を降り、アイガー北壁からの眺めを体験することができる覗き窓まで行くと、クライネシャイデックやグリンデルワルトを見下ろすことができる。





終点直前のアイスメーア駅で下車もできる。(電車は待っている)





駅からすぐのぞき窓があって、ここから見える景色は





銀世界!





ここからむこ〜の方に見える小屋は観測所だったかな?





すでに標高3160mで酸素不足による高度障害(高山病)が生じてもおかしくない。





終点ユングフラウヨッホ駅に到着!











「アドルフ・グイヤー・ツェラー」の銅像

 アルプスの名峰ユングフラウに向けた鉄道を造ることを構想したのは、スイス人の起業家であり、鉄道のパイオニアでもあるアドルフ・グイヤー・ツェラー。1893年8月、娘とともにミューレンに滞在し、ユングフラウ3山を眺めながらのハイキング中に、その計画を思いついたという。通常なら絵空事で終わってしまう構想を、持ち前のバイタリティーと飛び抜けた行動力で、夢の実現に向け歩み出す。しかしツェラーは、鉄道の完成を待たず1899年に他界している。開通して100と3年がたっている。





「アレッチ氷河」 あれ〜 すご〜い!





世界一高いポスト

 この旅行では2人で写った写真が沢山ある。これは添乗員さんが親切で、ことあるごとに写真を撮ってくれたからだ。「以前、写真に興味のないお客さんに、時間が掛かって遅くなると叱られたこともある。」と話していたほどだが、今回のツアーの皆さんは写真好きと見え、入れ代わり立ち代わり写真を撮って貰っていた。ついでに言いうとこの添乗員さん、女性ながら(年齢は50歳を過ぎたあたり)立派な登山家でアイガーも登ったことがあるというのだから、それは詳しい。知識、親切さ、気配り、プロ中のプロと言える本当に大当たりの添乗員さんだった。





トンネルを通って高速エレベーターを目指す。なんだか頭がフラフラする。(高山病)





開通100周年





高速エレベーターを降り、@スフィンクス展望台からの「アレッチ氷河」 感動で涙が出てくる。











天文気象観測所も併設されている展望棟





空から見るとこんなところに建っているのだそうだ。(借りた写真)





Aの100年記念に出来た「アルパイン・センセーション」なるもの





鉄道のヒストリーを描いているのだそうだ。





Bのアイスパレス 総面積は1000平方メートル





1930年に造られたアイスパレスは、2人の山岳ガイドが氷河の中に掘った巨大な洞窟で





氷河の動きによって天井の一部が年に15センチほどずれが生じる為その都度補修されている。





アイスパレスを抜けるとCのプラトーテラス。以前、ここには行けなかった。





「TOP OF EUROPE」のユングフラウ(標高4158m)がすぐそこに





アイスパレスからスフィンクス展望台を望む





ダイレクトに展望台から降りてくる人発見!





此方はメンヒ(標高4107m)。アイガーはメンヒの後ろで見えない。





アイスパレスから見るアレッチ氷河





と、ここで標高が世界一高いチョコレート店でお土産を買う。中国人と一緒になってごった返す。
この後ハイキングがあるのを忘れて沢山買っていた人もいた。お店はここだけじゃないのに。





列車でアイガーグレッチャー駅まで降り、この駅のレストランで昼食。





カボチャ?のスープにパン





魚のフライ 美味しかったが大きすぎて食べきれなかった。





スイスの国旗のアイスクリーム





さていよいよクライネ・シャイデック駅までのハイキングの始まり!





高山植物の季節は終わって、雪まで降ったので咲いている花はほとんどない中リンドウの一種とか。





アレッチ氷河がバックなんて凄いわ! こんなところ簡単に歩けるなんて。





途中登山鉄道の踏切を通る。レールの真ん中に、アプト式線路の歯車が見える











アイガー東山稜を初登頂した日本人登山家「槇有恒」が寄贈した、博物館になっている山小屋が見える。

















山小屋に到着。











クライネ・シャイデックの町が見える。





列車が下りてくる。バックがアイガー





およそ2.5キロ、50分のコース。写真を撮りながら、時間をかけゆっくり降りる。





これがあの有名なアイガーの北壁!沢山の人が挑んで命を落としている。





昔の変電所を直して、アイガーの北壁の資料館が出来ていて、コースを見ることが出来る。





資料館の側にある池のほとりには、北壁で命を落とした人の名前と、その年を掘った石が置かれている。





山の天気は午前中が良いそうで、そろそろ雲が出始める。





アイガーをバックにパチリ!





クライネ・シャイデックの町まで降りてきた。





クライネ・シャイデックの小高い丘からの景色が一番!

 アイガーの北壁を最短で登頂したのはスイスの出身で27歳の山岳ガイドだそうだ。途中高さ1800メートルの絶壁があるヘックマイヤー・ルートを2時間28分で登攀 ( とうはん )したのだそうだ。2011年4月20日のことで、わずか0.5リットルの砂糖水を持ち、1938年に最初の登山家が3日間かけて登った ( そして生還した )ルートにチャレンジした。 いくら道具が良くなったとはいえ、驚くべきことだ。添乗員さんに2時間28分と聞いて、思わず「へ〜」と言ってしまった。





標高2061m クライネ・シャイデック駅





どんどん下りて行き、のどかな風景が広がってきた。





一旦ホテルに戻り、グリンデルワルドの町を散策する。ホテルのテラスからの眺めも素晴らしい!





町のメインストリート、ハウプト通りから、グリンデルワルト下氷河を望む





町の東にあるドルフ教会とヴェッターホルン。お〜ビューティフル!





ゼラニュームの花で飾られたレストランも素敵!





夕方になって沢山のお散歩するワンコに遭遇。

















夕日に映えるヴェッターホルン





夕日に映えるアイガー





今日の夕食はこのホテル





スイスは物価が高く、ビールが1000円弱だったりする。だからか?飲み物を注文しない人もいる。





生野菜のサラダ





チーズを溶かし、ゆでたジャガイモにからめて食べる「ラクレット」





デザートのアイスクリーム。








 2015/9/25(金)

 
今日は晴れ。

 


今日はBの世界遺産の街ベルンとCのヨーロッパの最高峰を誇るモンブランを訪れる。





昨日と同じ様な朝食





今日は2つ訪れる為出発も早め





グリンデルワルトともお別れ。良い街だった。





放牧地に向かう牛が道路を占領していた。





ツェルマットからの列車





距離にして約76キロだから、割と早くベルンに到着。ベルンのトラム





 スイス連邦の首都、ベルン州の州都でもある。人口は129,265人(2008年)で、チューリッヒ、バーゼル、ジュネーヴに次ぐ4番目の規模の都市である。





世界遺産の旧市街地にある@「連邦議会議事堂」日本でいうところの国会議事堂。





右手





左手





細い路地を通り





街を拡張する前の西門A「牢獄塔」 1897年まで実際に牢獄として使われていた。





トラムも走る大通りに出る。





美しいベルンの街並み。





街のランドマークともなっているB時計塔





毎時4分前にカラクリ人形が動き出す。





街のアーケード。さすが雪国。





美味しそうなパン屋さん





「可愛いお皿があるわ〜」と思ってみたら1枚5,000円! ね、物価が高くて手が出ない。





前方に見えるのは





スイス一の高さを誇る尖塔を持つC「大聖堂」。時間が早くて開いてなかった。





1421年に着工され、完成は1893年のこと。





見事ん細工のエルハルト・キュング作「最後の審判」





旧約聖書の預言者として知られるモーゼの噴水





両側にアーケードが続くクラム通りと時計塔。
ベルンの創始者ツェーリンゲン家を象徴する噴水など噴水が沢山ある。





Dなんと!アインシュタインが1903年から2年余り、新婚生活を送った家だって!
ここであの有名な「相対性理論」を生み出したのだそうだ! 入館できるが早かった。





ベルンのワンコ





えらくなつこいワンコだった。





グレヒティックカイト通りはここでお終い。





Eニューディック橋のたもとから旧市街を眺める





熊公園なのだが





F実物の熊はいなかった。施設の老朽化と動物保護の問題で 郊外の広い「熊公園」に移転したそうだ。





おお美しい! 絵葉書にもなりそうな景色。





スマートな私好みの可愛いワンコ





「バラ公園」





小高い丘の上にあって、約220種、約1800本のバラが植わっている。





アレー川を挟んで旧市街が一望できる!





赤いバラも美しく咲いていた。





さてベルンとはお別れし、一路Cのモンブランに会う為フランスのシャモニ(フランス)にバスを走らせる。





シャモニーの途中。ローザンヌ地方にあるレマン湖畔を通る。





城好きのモモパパが必死に撮影した、バイロンの叙情詩『ションの囚人』で有名な「ション城」。





トイレ休憩でサービスエリアに立ち寄る。





今回のバスはまあまあ











スイスのポストは黄色い。





だんだん山間に入って行く。





シャモニーでの昼食は高い階にあるレストラン、モンブランが一望できる。





生野菜のサラダ





豚肉のソテー





リンゴの焼き菓子





良い景色!





ヨーロッパのワンコは本当に幸せそうだ





このこも





シャモニの街中











さていよいよエギーユ・デュ・ミデイ展望台へのロープウェイに乗るぞ!











あまりの高さ(3842m)の為





断崖のようなところを、2本ロープウェイを乗り継ぐ。





1035mから3842mまでやって来たぞ!と書いてある。





エギーユ・デュ・ミデイ展望台地図





エギーユ・デュ・ミデイ頂上テラスへのエレベーターに向かう





エレベーターは2基で、人数制限が厳しかった。「日本人は軽いんじゃい!」と言いながら乗った。





上に登るとこの景色! モンブランが手の届きそうなところに。











360度見渡せる展望台





眼下街は遠く小さく見える。それもそのはず





こんな





こんな所に立っているんだから!





モンブランへの登山口





このロープウェイに乗ったら大変!イタリアに行ってしまって、戻るのに4時間掛かるので置いて行くと言っていた。





ロッククライミングしている人がいる!





さらに一番高い所に登ってモンブランをバックにパチリ! いやいや今日も良い天気。

















展望台の2つの峰をつなぐ橋を通るのはちょっと怖い。





ロープウェイ乗り場からはスカイダイビングを楽しむ人が沢山いる。





麓に下りて、小さなジャンプ台発見。





バスに乗って次の宿泊地、マッターホルンの麓の街テーシュに向かう。





スイスは美味しい葡萄酒もできるそうだ。





平地に下りたかと思えばまたすぐ山道で、バスに酔った人に酔い止め薬を差し上げる。





今日のお宿はツェルマットの手前の小さな町テーシュのホテル「エリーテ」

















夕食はバイキング、カレーがあった。あまり美味しくなかったが、お米が懐かしかった。








 2015/9/26(土)

 
今日は晴れ。

 


今日はDのマッターホルンを訪れる。





希望者を募って朝焼けのマッターホルンを見に行く為、タクシーに乗り込む。





テーシュから夜明け前のツェルマットに向かう。あれ〜マッターホルンだ〜!





「世界ふしぎ発見」で放送していた「日本人橋」。日本人が沢山来ることから名がついたそうだ。





今日も天気がよさそう。朝焼けのマッターホルンも美しい!





アップ





日本人橋から反対側を見る。





タクシーに乗ってホテルまで戻る。





今回の部屋は最上階で、部屋までエレベーターがなかった。朝食を皆さんで取って





もう一度、マッターホルン・ゴッタルド鉄道に乗ってツェルマットまで行く。





テーシュ駅構内











中はこんな感じ





ツェルマット駅前





ツェルマットでゴルナーグラート登山鉄道に乗り換える。





マッターホルンが近づいてくる! やっぱり良い天気。











標高3089mのゴルナーグラート展望台に到着!





「グラート氷河」もすごいスケール。





ゴルナーグラート展望台からの絶景。





こんな高い所にもワンコ連れが











ゴルナーグラート駅











ゴルナーグラート駅からローデンボーデンまで降りてそこからハイキング。





ローデンボーデンでは記念撮影の為のセントバーナードがお出迎え。





犬好きの私は、景色のDVDも付くと言われて、2000円もする集合写真を買ってしまった!

 この時ワンコと一緒に写真を撮ったのがたったの3組。(この写真を買う意思があるってこと)その中でワンコを挟んで私の反対側にいる男性も無類の犬好きだそうで、この時13歳になる日本犬系のMIXの写真を見せてくださった。お嬢さんのところに預けていると話されていたが、後で奥さんに聞いたところ、このワンコ、昨年に亡くなっていたのだ。どうして嘘を言ったかと言えば、私をがっかりさせてはいけないからだそうで、優しいお人柄が感じられた。

 もう一つ言うと。この奥様はメニエール病ということで、高所は苦手で、今日初めて山の上まで登ったのだ。「大丈夫、大丈夫、誰にも迷惑は掛からないですよ。気分が悪くなったら、ツェルマットまで降りて待ってれば良いですよ。」と話した。





前方に美しいマッターホルン。一つ下の駅リッフェルベルグまで約3キロ、1時間のハイキングの始まり。





おおあれが写真でよく見るリッフェル湖か!











こう写すとまるで絵葉書のよう。





リッフェル湖の脇を通って





リッフェル湖には小さな魚が生息している。











しばらく歩くと、もう一つ、小さめの湖が見えてくる。











ここもなかなか絵になる。





この辺りで道が二つに分かれ、ツェルマットまで降りるのだがそうだが、
以前若い添乗員が道を間違え、下まで降りて大変なことになったのだそうだ。





ここでもスカイダイビングをしている人が沢山いて、商売で飛ばす人もいるらしい。





単独でそびえ立つで美しい形からマッターホルンは人気の山で、「スイスアルプスの女王」と呼ばれている。











先日の雪で細い道はぬかるみ、可愛そうだが高山植物の上も歩いて下った。
この時他のツアー客(日本人)が足を滑らせ骨折していた。(さすが優れた添乗員)





リッフェルベルグ駅が見えてきた。





なんと雄大な景色だ!





ね、添乗員さんが一所懸命写真を撮ってる。





で、写してもらったのがこの写真。





リッフェルベルグ駅に到着





可愛いワンコ、ペキニーズとダックスのMIXだそうだ。





リッフェルベルグ駅から登山鉄道に乗った時、インドの人と隣り合わせ、私たちに話しかけてきた。


 彼らはニューデリー出身の新婚さんで、、今は二人ともドバイでトレーダーの仕事をしていると話していた。「トレーダー?」と言って、私がお金を数える真似をしたら、イエス、イエスと話が通じた。

 モモパパに何歳か?と聞くので。実際の齢を言うと、20も若く見えるとお世辞を言われ、モモパパえらく気を良くする。このツアーは日本円で幾らかと聞くので、23万円だというと、「安い!」と目を丸くして驚いていた。確かに安すぎる。さすが値段を聞いてくる所などトレーダーだわとモモパパと話した。「いつかインドにも行きたいです。」と言って別れた。





ツェルマットの街は電気自動車しか走れない。





添乗員に貰ったツェルマットの地図 @が「日本人橋」」





昔はツアーでもよく使っていたと添乗員が話していた、立派なホテル。





今日の昼食はこのレストラン





「レシュティ」 ジャガイモの細切りをフライパンでこんがり焼き、目玉焼きを乗せたドイツ系料理





昼食も済ませ、ツェルマットの散策が3時間





午後になってやはり雲が出てきている。





スイスで花と言えばゼラニウム、病気に強く、越年する。





なんと、フリーなワンコがお散歩中





A日本人橋たもとには、マッターホルンを眺める為のベンチがある。





ここからの景色 正面にあるのが日本人橋。





日本人橋





Bカトリック教会





ツェルマットと日本の京都は姉妹都市になっているらしい。





シェパードにも合う。どのワンコもよく躾がされている。





Cネズミ返しの円盤型の石を挟んだ昔ながらの家。昔は穀物倉庫として使っていた。





地震が来たら危なそう。





趣のある一角





結婚式があるらしい。猫と戯れる参列者。











街のメインストリート「バーンホフ通り」には観光馬車も走る。





3時間は長かった。時間つぶしにマクドナルドに入る。高い!ファンタとコーヒーで日本円にして800円弱。

 優れた添乗員がお昼食から夕食までの時間が短いと言って、夕食の時間を1時間ずらし、3時間自由時間を取ってくれたのは良かったのだが、ツェルマットの街は小さく、しかも物価が恐ろしいほど高い為、買い物も楽しめない。ゆうちゃん、はる君にお土産でもと思ってもこんな小さなぬいぐるみが3,000円もして驚く。スイスでは初任給が40万円で、国民は高給取りだから物価が高くても困らないが、観光客は我慢して払うしかない。さすが観光立国スイスだ。





このまだらの毛色のワンコはプードルという。日本にはいない。











みんなで集合場所のツェルマット駅で時間を潰すが、日が傾き寒くなってきた。





地元のスーパーを覗いてみる。野菜や果物はいる分だけの量り売り。





何の魚だろう?











おや?トライカラーのキャバリアがいた!





マーモットの泉がある「キルヒ広場」























いやいや、ヨーロッパの街では犬を連れている人が沢山で、羨ましい環境だ。











ツェルマット駅前広場





夕方になって、次々駅の裏山にスカイダイビングの人が下りてくる。このまま電車に乗って帰るのかな?





スイスの国花「エーデルワイス」をここで発見!





今日の夕食は「ホテル ナショナル」内のレストラン





スープ





フランクフルトとポテト、インゲン豆 味は美味しかった。





デザートのチョコレートケーキ 暗い店内は雰囲気も良かったが、疲れもあって写真を取り忘れる。





電車に乗ってホテルのあるテーシュまで戻る。





スキー客を見越して中はこんな感じ。








 2015/9/27(日)

 
今日は晴れ。

 


 今日はバスの途中フルカ峠に立ち寄り、Eのアンデルマットから氷河特急に乗り、Fフィリズールで降りて、ランドヴァッサー橋の下まで行く。





やはり白米を食べてしまった。格安ツアーでは、ツアー中ほどのホテルはイマイチと決まっている。





長閑なスイスらしい景色が広がる。





凄いヘアピンカーブ

 氷河特急はツェルマットからサンモリッツまで走っているのだが、フルカ峠はトンネルの中だそうだ。私たちはアンデルマットまでバスで行くので峠道を走る。今日は一番後部席、酔わねばいいがと酔い止め薬を飲んだ。











フルカ峠から下界を望む。











「トリフト氷河 ローヌ氷河」10年位前は氷河はずっと下まであったそうだ。(添乗員曰く)











アルプスの雄大な眺め











自然に生息するマーモット





巣穴がある





巣穴を覗き込み撮影したのが





この写真、どうやら親子らしい





バスが変わった。運転手の労働条件の為らしい。





再びバスに乗り





峠を気持ちよく下っていく。





これは何をしているのか?

 前のホテルの場合と同じで、この氷河特急は席が右側と左側では全然景色が違う為、客自らがカードを選ぶ。仲間や、近くに座りたい人は前後を選ぶように言われる。





アンデルマットでもワンコがいる。何処でもワンコがいる。





アンデルマット駅





駅舎内





ホーム





 氷河急行はツェルマットからサンモリッツ、ダヴォス間を運行している観光列車で、マッターホルン・ゴッタルド鉄道とレーティッシェ鉄道の路線を約7〜8時間かけて走る「世界一遅い特急列車」と言われる列車。





モモパパが選んだのは進行方向右側の当たり席、ただし後ろ向きなのでベストとは言い難い。





ルートの最高所2033mのオーバーアルプパスヘーエ。まあ後ろ向きだから綺麗な写真も撮れた!





車内では日本語を含む6ヶ国語での案内放送をイヤホンで聞くことが出来る。





美味しそうなお弁当付き

 お弁当を配っていた人が3個ぐらい落として、中身がぐちゃぐちゃになった。添乗員は「これは食べられない!」と言って。車内レストランから美味しいものを運ばせていた。やり手の添乗員は何処までも強気で驚く。それにしてもいくら美味しいと言っても、パンとハムとチーズにはいささか飽きてきた。デザートはこの地方のお伝統的菓子で、キャラメルとナッツが入っている。美味しいと言って10個注文している人がいた。





屋根の一部がガラス製で、日も当たって冷房もないのでちょっと暑かった。8月など車内は37度にもなったそうだ。





途中の駅は停車時間が長く、みんなホームに降りる。





有名な修道院らしい。





好奇心の旺盛なモモパパは、どうやら駅の外まで出たらしい。





今回の席は22と28、番号続きじゃなけど隣。
仲良くして頂いた話の面白いご主人と綺麗な奥様と同席が良いかと、その方の次の紙をモモパパが選んだと聞いて驚く。





箱根登山鉄道とも仲良くしている模様。





車内の風景





氷河特急とは言うが、温暖化で昔あった氷河はなくなり、見えなかった。





クール駅でスイッチバックしてフィリズールにむかう。





珍しい、駅の自動販売機 ヨーロッパでは自動販売機は先ず見ない。























一番のハイライト「ランドヴァッサー橋」にさしかかる。





ラントヴァッサー橋は長さ136m・高さ65mの峡谷に石灰岩で作られた橋で、カーブしながら列車が渡っていく。





Fフィリズール駅で降りる





 トゥズィス〜ティーフェンカステル〜フィリズール〜ベルギュン〜サンモリッツ間のアルブラ線は2008年にユネスコ世界遺産にも登録されている。





フィリズーからバスで少し走って降りると





ラントヴァッサー橋の下に来る。





ワンコもピクニック





おお見事! 一同、列車が走るところを見ることが出来ると思い込んでいたが、叶わず残念がる。





工法なども世界遺産に選ばれた基準になっていると書かれているらしい。











下には可愛い小川が流れていて、老夫婦が小さなワンコをを連れてピクニックに来ていた。

















 来た道を帰る。今の所ここへ来るのは「旅物語」だけだと添乗員さんが話していたが、そのうちみんな来るようになって、ごった返すに違いない





記念に松ぼっくりを拾って帰る。





今日の宿の@チューリッヒまでバスを走らせる途中、「ハイジの里」と言われるところに立ち寄る。





トイレ休憩だったのだが、「ここにもちゃんと来るんだ〜」とお勉強してきた人が話していた。





ガイドブックにも載っていたが、私は良く知らなかった。





サービスエリアのカラクリ時計はちょっと怖い顔のハイジとペーター。





そろそろチューリッヒ湖が見えてきた。





チューリッヒは泊まるだけで、残念ながら観光はない。町の公園を抜けると





船着き場に出て





トラムも走っていた。





今日の夕食は、落ち着いた雰囲気のお洒落なレストラン





スープと





辛いアジアンテーストのライスだったが、口に合わなかった。デザートはリンゴ1個丸々だった。





チューリッヒの夜も更けて、今日は満月だそうだが曇っていて見えない。





最後のホテルは大きく立派な「モーヴェンピックホテル チューリッヒ エアポート」








 2015/9/28(月)

 
今日は晴れ。

 今日でスイスともお別れ。13時ちょうどの飛行機の為、朝はゆっくり。





五つ星ホテルだけあって、朝のバイキングのレストランも一流な感じ。





オムレツは作ってくれるし、美味しいパンもジャムもフルーツも沢山あって、
他の人の「ここの食事が一番美味しかった。」との言葉にうける。





ホテルの玄関





空港に着いたら驚くべき話が





なんと、整備部品の調達の為、出発が4時間も遅れるというではないか!





これならチューリッヒの市内観光もできたろうに。今分かったというから仕方がない。





広島や大阪から来ていた人は、東京での乗り継ぎの飛行機に間に合わない。
連絡先を、空港内の無料WiFiで調べようとしても、上手くいかない。





さて4時間、いかに時間を潰そうか?





スイス航空から昼食の為の御食事券20スイスフラン(2 545円)が出る。さてどこで頂こうか?





おもちゃ屋も覗いてみるが、先のポルトガルの倍の価格で驚く。











あまりに素敵なパイロットがいたので、モモパパをダシに写真を撮っておく。イケメンだった。











氷河特急でご一緒した、楽しいご主人と、綺麗な奥様。またどこかでご一緒出来ればと思う。





結局ハンバーグを食べることになった。ハンバーグの大きいこと!2人で一人前で十分。これで2,500円也。





ブラブラしたり座って他の人と話したり、なんとなく時間が過ぎ、出国手続を済ませ、搭乗口に向かう。





未だ1時間くらい時間がある。





本当にこの飛行機大丈夫だろうか?ちゃんと日本に着けば良いがと心配になる。





そんなこんなで午後5時に離陸して、まずスイスのおつまみが出てきた。





 帰りは寝るので映画は1本で「フォーカス」。ウィル・スミスふんするすご腕詐欺師と彼から詐欺師の全てを学んだ美人詐欺師が、世界の大富豪を巻き込み壮絶なだまし合いを繰り広げるクライムサスペンス。ウィル・スミスが好きだからまあいいけど、時間つぶしにはまずまず的な映画。





遅い遅い!寝る時間が無くなる食事の時間。ペンネが美味しかった。





モモパパが選んだ和食がこちら。

 日本に着いたら朝なので、睡眠導入剤を飲んで寝よう。導入剤は高い所で飲んではいけないと今回知ったが、飛行機くらいの高さならどうやらOKらしい。








 2015/9/29(月)

 
今日は晴れ。

  成田までの飛行時間は、偏西風のお蔭で行きより短く約11時間50分。今回はスイス航空の直行便の為帰りが楽だった。1回目の食事をとって、寝ていたら2回目の食事で起こされる。





こうやってみたら美味しそうなのに。全然食欲がなく、二口くらいしか食べなかった。

 この旅の間中食欲がなく、とはいっても元気はあったのだが、出された食事の半分も食べてなかった。それでちょっと痩せてるはず。お酒を頂かない私は、ワインより高い水を飲むのも悔しいのでジュースばかり、デザートは甘いし、食事はしょっぱい。何を食べても口に合わなかった。

 和食に使われている砂糖が、スイスではほとんど感じられず、砂糖に慣れ過ぎているのが改めて分かった。まあその分デザートが甘いわけだけど。期待したチーズもそれほどおいしくなく、これならQBBのアーモンドベビーチーズの方は断然美味しい。日本の食べ物は美味しいんだなあ〜と思った次第。





で、そんなこんなで、帰りはあっという間にこの辺り。





昼食用に頂いた20スイスフランの1人分の食事券はワインとビールになった。





京成ライナーに乗り、日暮里で乗り換え、私はナナを迎えるために新宿へ、モモパパは上野から横浜へ



さてこの旅で一番感動したのは何処だっただろう? 
どこも綺麗だったけれど、やっぱり最初に行ったユングフラウヨッホの




アレッチ氷河!







inserted by FC2 system